犬の腫瘍②
2008年 09月 30日
翌朝、はなは部屋中をタッタカタッタカと歩きまわった 良かったあ!
ぐるぐると胴体を大きく巻いている包帯が痛々しく、前足を高くは上げないけど
食欲もちゃんとあるし、吠えるし、跳ぶし…
え~!? もうちょっと安静にしてほしいわあ!
包帯を巻いたはなは、でっぷりして見える
黒い毛を覆う白い部分はまるでパンダのようだ パンダ犬、はな☆
翌々日、仕事から帰ったら、はなの包帯がズレている、っつーか適当に巻かれていた
なんでも昼間に雷雨があったらしく、雷が怖いはなは暴れたのか走ったのか掻きむしったのか!?
自分で包帯を取ってしまい、りが気づいた時にはお尻と後ろ足まで包帯がズリさがり、引きずって歩いていたという 汗
んもー! 傷が開かないように、汚れないように、って巻いてあるのに!取っちゃダメじゃん!
お尻をぺんこして、きつく怒る 一度包帯を全部外してから、丁寧に巻きなおす
ったくーわかってんのかなー わかってナイだろうなあ
前回はまっすぐな5cmほどの切り口で腫瘍を取ったが、今回は腫瘍とその周りも切り取って、10cm弱の縫い目になった
胸から腹まで毛をそられて、白く柔らかい肉を縫われている
しかも乳首を2つも取ったので、引っ釣れた傷は大きく、本当に痛々しい
手術から毎日薬を飲ませた
経過は良好で、食欲はあるし、昼も夜もよく寝る
抱き上げる時は傷に触れないように、そーっと抱えた
前足の動きもだんだんとスムーズになってきた
約2週間後には抜糸をしてもらった
はなをあおむけに押さえつけて、先生はぷちんぷちんと21針分の糸を切る
傷口はしっかりくっついていてキレイなものだ
糸を抜き、かさぶたや汚れを丁寧にぬぐう
消毒薬に浸したガーゼで縫い目をなぞる先生を、ちらと見上げながらはなはぱたんぱたんと大きくしっぽを振った
縫い目のまわりを目と指で確認してもらう間には、はなはぱたぱたと小さくしっぽを振った ふふふ、かわいー子
前回の手術のコト、今回の手術のコト、これからのはなの人生…
いろいろが一瞬で頭を巡り、やっぱり涙が出た
検査に出してあった腫瘍細胞の検査結果は、良性だった!
今回も 心から安堵のため息が出た
数年後、また腫瘍が再発するかもしれない
もっと痛くてもっと辛い思いをさせることになるかもしれない
そんなの絶対に絶対に嫌だけど、もしそーなっちゃったら、できることは全てやってあげよう
はなのためにワタシの全てを注ぐよ
大好き、はな☆ ワタシはずっとはなのそばにいるよ
by neoneopiglet
| 2008-09-30 23:59
| わんこ